美術史美術館は、皇帝フランツヨーゼフにより歴代皇帝のコレクションを展示するために建築されました。
美術館に統合されている様々な部門は、多くの貴重な展示品を有し、世界で最も重要な美術館の1つに数えられています。
太古のエジプト、古代ギリシャから18世紀末までの7千年にわたる芸術作品や宝物の数々は、
ハプスブルグ家の皇帝や大公たちの美術品収集にかけた情熱の証と言えます。
ルーベンス、レンブラント、ラファエロ、フェルメール、ベラスケス、ティツィアーノ、デューラーなどの名画が集められ、
訪れる人々に忘れ難い深い感銘を与えます。とりわけブリューゲル・コレクションは世界最大のものとして知られています。