フライブルク大聖堂
1,354年に着工し、1,513年に完成したこの大聖堂は、当初、ロマネスク様式で
建設が始められましたが、時代の変遷を経て完成時にはゴシック様式と混在した建物となりました。
第二次世界大戦時にフライブルクの市街地は破壊されましたが、幸いにしてこの大聖堂は
被害を免れたため、内部のステンドグラスは現在でも13世紀のものが一部残っています。
また、主祭壇の後ろにある祭壇画は、1,516年に製作された「聖母の戴冠」と呼ばれる作品で、
ルネサンス期の画家ハンス・バルドゥング・グリーンに依頼して描かれた大作です。
ハンス・バルドゥング・グリーン作「聖母の戴冠」(左)
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