ラウターブルネン駅からヴェンゲルンアルプ鉄道に乗車して、クライネシャイディック駅
に向かうとすぐに、右手にシュタウプバッハの滝(落差300m)が見えてきます。


ラウターブルネンの村は、氷河に削られて出来たU字谷の底部に位置し、遠方の雪山、
村の教会、のどかな牧草地が織り成す情景の美しさは、まるで絵画のようです。


ユングフラウ鉄道の中継駅であるクライネシャイディック駅(標高2,061m)
に到着すると、目の前に雄大なアイガーの北壁が現れます。


クライネシャイディック駅からユングフラウ鉄道に乗り換え、アイガー、メンヒの岩盤を
くり抜いたトンネルを通り、終点ユングフラウヨッホ駅に向かう。トンネル内には途中、
2つの駅があり、電車はそれぞれの駅で乗客が高地に慣れるために5分間停車します。
また、各駅には岩盤をくり抜いた展望窓があり、そこからの眺めは絶景です。


終着駅のユングフラウヨッホ駅は、ヨーロッパで最も高所(標高3,454m)に位置する駅です。
駅から更にエレベータで一気にスフィンクス展望台へ上がると、
目の前にはヨーロッパ最長(約24Km)のアレッジ氷河が広がります。


アレッジ氷河の下、深さ20〜30メートルの所には氷の宮殿があり、
青白く幻想的な氷の洞窟の中には様々な氷の彫刻が並んでいます。


帰路途中、クライネシャイディック駅近くのレストランで、
名物のアルプスパスタのランチをとりました。お味は、SO SOでした。


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