チェコ共和国の首都プラハを流れるヴルタヴァ川で、旧市街とプラハ城を結んでいるのがプラハ最古の石造りの橋、カレル橋です。
この橋は、当時の王カレル4世の命により、ドイツの建築家ペトル・パルレージュが設計し、1,357年に着工して1,402年に完成しました。
その後、17世紀から19世紀にかけて橋の両側の欄干に、30体の聖人像が並べられ、現在の姿となりました。
聖人像は聖書から題材をとったり、歴史的な聖人や英雄をモデルとしていて、その多くはバロック様式で作られています。
その中のひとつ「聖ヤン・ネポムツキー像」には、台座の銅のレリーフに触れると、幸運が訪れると言った伝説があります。
また、橋上では昼間たくさんの人々が行き交っていますが、大道芸人やアーティスト、露店が人々を楽しませてくれます。




「聖ヤン・ネポムツキー像」(左)





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