１８世紀に建造されたルター派の教会で、１,９４５年の空襲で廃墟と化しましたが、世界中の国から１８２億円もの寄付が集まり
２,００５年に再建されました。再建作業は瓦礫から掘り出した約３０万個の破片を出来るだけオリジナルのまま使うことにし、
コンピューターを活用して可能な限り元の位置に組み込みましたが、この気の遠くなるような作業を評して「ヨーロッパ最大のパズル」
と言われたそうです。それでも足りない部分は新しい部材を用いましたが、新旧の部材からなるモザイク模様がとてもユニークです。
なお、教会の前に設置されているのはマルティン・ルターの銅像で、宗教改革の中心人物でプロテスタント教会の源流を作った人です。

ドレスデン城はザクセン王が建てたネオ・ルネサンス様式のお城です。
アウグスト通り沿いにある長さ１０２ｍのシュタルホーフ外壁には、２３,０００枚もの
マイセンの陶磁器を使って歴代３５人のザクセン君主の行列が描かれています。

１９世紀に劇場建築家のゼンパーによって建てられた州立オペラハウスです。
過去2度の焼失を乗り越え、１,９８５年に再建されウェーバーや
ワーグナーらが活躍した世界的に名高いオペラハウスです。