ドイツ国内を流れるライン川のうち、ライン渓谷中流上部のビンゲンからコブレンツの間、
約65kmには、両岸に30もの古城や城壁が残っており、一帯は世界遺産に登録されています。
今回は、この区間で最も人気のある、リューデスハイムからザンクトゴアルハウゼンまでの
約2時間のランチクルーズに乗船しました。



クルーズ船(左)とエーレンフェルス城(14世紀から城砦として利用されていた。名前の意味は「名誉の砦」)


クレメンス礼拝堂(左)とシュタールエック城(バッハラハの丘に建っており、現在はユースホステル)


プファルツ城(左)とグーテンフェルス城

川の中州にあるプファルツ城は、1,326年に建設され徴税をしていましたが、1,866年以降は
川での徴税が必要なくなり、1,960年代までライン川の航行船の信号塔として利用されていました。
現在は博物館となっています。


シェーンブルク城(左)とネコ城

シェーンブルク城は、12世紀ごろに建設後、帝国の公使に与えられました。
公使はライン川の徴税とワインで財を成し、その後シェーンブルクと名乗るようになりました。
城は17世紀にフランス軍によって破壊されてしまいます。
その後、19世紀末に城が復旧されましたが、その間200年ほどは廃墟と
なっていましたが、現在は古城ホテルとして利用されています。


ライン川両岸の風景
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